本当に久しぶりです🙇🙇🙇
スタロンです!
もう言い訳すると見苦しいのですが
仕事が最近本当に忙しくて更新がめちゃくちゃ遅くなりました😭😭
商品開発仕事や事業コンサルタントの案件が増えた事が大きいです。
感謝感謝しかないです🙇😂
ただ、ブログにまで時間を充てれないので更新を楽しみにしている
数少ない方には申し訳ないと感じています😓
本当にすいません😓
なんとか頑張って続けたいのは変わらないので応援して頂けたら励みになります!!👍
さて!
今回は今やクッキーといえばこれだよね?
と言わんばかりの
アメリカンクッキー
を取り上げたいと思います🙂
ちまたではチャンククッキー(塊のクッキー)
とも呼ばれていますね。スタバとかで。
実は最近アメリカンクッキーの開発依頼がありまして
研究と試作を繰り返していました。
そこで感じた事が沢山あったので
今後美味しいアメリカンクッキーを作りたい方の参考になればと思っています😄
上手く出来るとヤバイくらいの美味さなので😳💦
ハマりますよ😁www
流石アメリカ!というクッキーレシピ!!
まず最初にお話しないといけないのは
アメリカンクッキーは当然ながらフランス菓子、というか
ヨーロッパのお菓子には入りません😑
普通にクッキーというお菓子は
プティ・フール
フランス語で小さなオーブンで焼いたお菓子という意味ですが
サブレと言われていますね。
平たい形でサクサクしているのが特徴です。
アメリカンクッキーはアメリカに渡ったヨーロッパ人が
現地で開発したらしいです。
なんで、パティシエがアメリカンクッキーも作れて当たり前だよね!😄
と思われると心外になります笑😠
だってヨーロッパ菓子じゃないんだもん。。。
製菓学校でも教えないと思われます😅
私も雇われていた会社の方針で
アメリカンクッキーは作った事がありましたが
サブレとは全く違う食感と作り方なので戸惑った経緯はありますね😅
でもお仕事なのでなんとか頑張って作るしかないので
昔の私のレシピや動画レシピ、ネット掲載レシピを漁って調べてみました。
早速調べて驚いたのは
甘!!砂糖が多い!!!🤯
でした。
アメリカスタイルなのか
砂糖ド~ン、粉ド~ン、チョコレートド~ン、ナッツド~ンてな具合で
かなりアバウトなレシピです😳
U.S.A!!!感が半端ない。。🫠
ネットや動画レシピをトータルで見てみると。。
○無塩バター 150グラム
○砂糖(グラニュー糖やブラウンシュガー等) 200グラム
○卵 1個
○薄力粉(中力粉も使うレシピもある)
200グラム~250グラム
○ベーキングパウダーか重曹
1グラム~2グラム程
○ブラックチョコレート
150グラム~300グラム(レシピによってバラバラ)
○くるみやナッツ類(入れないレシピもある)
80~100グラム程
加えるバターより砂糖が多い!😳
これにはびっくりしましたね😅
大体のレシピは砂糖が多いレシピでした。
ちなみにヨーロッパクッキーはだいたいバターと砂糖は同割です。
しかもチョコレートを加えるにも関わらず砂糖が倍。。。😺🐶😺😑
アメリカが肥満率が多い理由がよくわかります笑
パティシエの私が思ったのは
最初の一口は
甘さと濃厚さで美味しい!と人間の舌は錯覚しますが
2個、3個に行くと普通の人ならもう無理と体が拒否すると思います😨
私も試作時点で食べていましたが
三つくらい食べたら
夕飯マジで要らねー。。。🤢
となりましたからねww
ヨーロッパのお菓子も割と砂糖多めで濃厚ですが
アメリカはそれ以上な感じです。
めちゃくちゃなカロリーなので
太りたい人は瞬速で太れますからおすすめします笑😅👍
ただ、これでは商品化するのは日本では難しいので
日本人に適した甘さと濃さに合わせる必要があると思いました。
バランスを取れば最高のクッキーに変身する!
まずこのカロリーと甘さをなんとかしないといけません。
色々試した結論が
とりあえず砂糖は半分にします。
チョコレートは150か200グラムがベストな気がしました。
重曹かベーキングパウダーは少し加えないとアメリカンクッキーの食感が出ないと判明。
ナッツ類は好み。入れなくてもそこまで問題はないが、入れた方が当たり前だが美味しい。
でした😄
単純に砂糖減らしただけで良くなくね?
が結論な気も。。。
これは文化と食文化の違いですかね😑🐶😺
アメリカ人は満足感を一番大切にしているのがクッキーでよくわかりました🐶
作り方に関しては
サブレだと一旦生地をまとめて冷やして伸ばして
更に冷凍して固めて丸めてカットして焼きますが
アメリカンクッキーは生地を作ったら少し冷やして丸めて直ぐに焼きます。
作るスピードだけならクッキー界で世界一かもしれません😳
では早速作ってみます😺👍
1. まずはバターを柔らかくして砂糖を入れて白っぽくなるまで混ぜます。
動画レシピやネットレシピだとバターを溶かして混ぜていますが
バターを溶かすやり方もありますが
バターを溶かしてしまうと空気が入らずにふんわり感が損なわれて
焼いて暫くするとバターが固くなりやすくなります。
パティシエ感覚だとバターは溶かさない方がいいとは思いますね😺
2. 卵を入れて混ぜます
とりあえずしっかり混ざればOK👍😺
混ざったら粉を入れてさっくりと混ぜ合わせて、大きめなチョコレートを一気に加えます。
粉が全て混ざり切る前にチョコレートを入れて混ぜると
いい具合に混ぜる事が出来ます😺
粉にはグルテンが含まれるので
あまり混ぜないように混ぜ切るやり方が
さっくりふわふわクッキーにするコツですよ!!✨
3. 生地をまとめてラップをして冷蔵庫に入れて休ませます。
大体1時間くらい。
休ませる事によって、生地の中のグルテンが落ち着きクッキーの伸びがよくなり、食感も外はカリカリに中はしっとりしやすくなります。
結構大事な点なので生地はちゃんと休ませましょう😄👍
休ませたら天板に丸めて並べます。
170度のオーブンで約20分程焼きます
とにかく焼き過ぎに注意!!
焼き過ぎるとただの固いクッキーになるので、真ん中がほんのり焼色がついたくらいがベストです。
焼いた後も余熱があるのでしっかり焼く必要はないクッキーです😺
ベスト状態で焼くと。。。
チョコレートが溢れ出します🥹
しかも中がしっとり🤩
アメリカンクッキーは焼いてから
30分後くらいが一番美味しいと思います。
私も食べてみて
こりゃ女性がハマる理由もわかるわ😳
とバクバク食べていました笑
夕飯食べれなくなりました😇笑
サブレクッキーはサクサク感では最高ですが
アメリカンクッキーは見て食欲をそそり、食べても間違いない旨さ。
フランス菓子パティシエとしては悔しいですが
現代のクッキー界を頭一つ抜けてる感があります🫠
ズルいわ😅
これからもずっと進化するクッキー
今回しっかり作ってみて
アメリカンクッキーの認識が本当に変わりましたね。
パン屋さんでお手伝いした際や
販売アルバイトの若い女の子がいつも
アメリカンクッキーのレシピについて私に聞いて来た事がよくありましたが
理由がよくわかります🙃
見た目も可愛いし、簡単だし、映えるし、美味しいと。
流行りますよねそりゃwww
フランスクッキーが何でも一番と考えていた私がちょっと情けない🥲
フランスクッキーは確かに美味しいですが
時代や状況に合わせてクッキー作りは変化していくものなんですね🤔
ただ、アメリカンクッキーにも弱点があり
保存性が低いです😅
どうしても直ぐに焼かないといけないので
サブレクッキーのように生地を冷凍ストック出来ず、更に
焼きを抑えて水分を残すクッキーなので日持ちがしません😥
(防腐剤を入れて一週間くらい。サブレクッキーは乾燥剤を入れて最長一ヶ月くらい持ちます)
アメリカンクッキーは乾燥剤を入れてしまうと水分が飛んでしまって
しっとり感がなくなるので防腐剤になります。
その為日持ちが短いのです😅
味をキープしながら大量生産には向かないクッキーかも💦😓
でもそれに余りある魅力が溢れるクッキーですね!
サブレクッキーは変化がこれ以上は難しいですが
アメリカンクッキーは入れる原料や
焼き方でもまだまだいじれる所は
盛り沢山なので可能性しかないクッキーです😆
まだ作った事がない方は是非一度でいいので私のブログを参考にして
作ってみてください!!
人生の新たな発見がありますから👍
ではまたの記事で👋